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ASD
【衝撃の事実】日本のASD児を20年追った研究が教えてくれること!
日本において、ASD170名の5歳から25歳までの20年に渡る縦断出生コホート研究(Y-LABiC)という観察研究が立ち上がっており、ASD児の長期予後をモニタリングをしていくという検証が今も行われています。ASD児を20年間追跡した調査は世界でもほぼなく、日本独自の取り組みとして非常に注目されている研究です。2022年のNHK番組にも取り上げられた内容となっています。 -
不登校
世界共通語「ひきこもり」最新科学で状態の見える化へ!
日本の「ひきこもり」の定義は世界の「Hikikomori」の定義として世界に認知されるようになりました。子どもの引きこもりはまだ氷山の一角であり、その支援をどうするべきかが議論されています。今回は、その最前線の解説をするとともに、まさかのひきこもりの回復や治療過程を観察できるマーカーの存在候補も紹介できればと思います。 -
ゲーム・ネット依存
【親必見】日本におけるゲーム障害・ネット依存にどう立ち向かうか?
生活必需品となっているスマホやパソコンやゲーム。もはや生活から切っても切り離せない様になってきています。最近更にゲーム障害(ゲーム行動症)疑いの事例も増えてきています。その疫学や問題点、症状や合併症。そしてそれに対するあ治療法について述べています。 -
子育て
【世界有数の富裕国でも・・・】教育間格差だらけのドバイの子育て
UAEと言えば、中東のドバイの印象がありますが、ドバイは7つある連邦の内の一つにすぎません。 ドバイに住む人々とその他の地区の所得間格差はすさまじく、当然の事ながら教育間格差もすさまじいことでも有名です。この国の教育における実態が、きちんとした論文としてまとまっていましたので共有したいと思います。 -
自殺問題
世界の研究で、自殺に関連する遺伝子変異群が同定?
自殺行動は世界的に問題となっている要因です。世界保健機関(WHO)によると、毎年約80万人が自殺により命を絶っているといわれています。これは、例えるならば毎40秒に1人の割合で自殺が起こっていることを意味します。そして若年者の中では自殺は15~29歳... -
ASD
【科学論文】ASD児への集団トレーニング導入に有効なあるモノとは?
子どもが大きくなるに従って人とのコミュニケーションのトレーニングはより重要になってきます。しかしASD児は他者とのコミュニケーションを苦手としており、子どもによっては、複数人がいる環境に身を置きたくないということも多いかと思います。 そこで一つユニークな手法で、段階的に集団の中でのトレーニングをして行ける可能性について論じた論文がありましたので紹介したいと思います -
不登校
不登校29万人超え、いじめ68万件超【この統計の違和感とは?】
文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校調査」の2022年度の結果によると、2022年度で不登校の小中学生は過去最高記録を更新して約29万9千人。(2021年統計に比べて22.1%増加)という結果になっています。ただしこの統計では見えていないことが多すぎます。その点について解説をしています。 -
Uncategorized
【注意!】ADHD、ASD児へのペアレントトレーニングは有効?
ペアレントトレーニングは神経発達症(ADHD,ASD,LDなど)を持つ子を養育する親御さん向けのプログラムとして有用です。この長期的な効果検証の論文について解説しています。また通常のペアトレでは補えなかった内容をペアレントアウェアネスというプログラムで補おうと考えています。 -
ADHD
ADHD児におけるゲームのメリットデメリットとは?
ゲームのし過ぎは良くないってのはおそらくどの親御さんも共通見解ではないでしょうか? しかし、程度感や代替え案はどうするべきか?というところはなかなか線引を引きにくいのが現状かと思います。 ADHDの特性がある子に対してゲームをさせることに関する認識は様々ですが、良い点と悪い点を列挙してみます。 -
ADHD
環境汚染はASDやADHD者の健康リスクを高める可能性
近年、アメリカのニューヨークでもASDとADHDは著しく増加していると報告されています。 その背景には環境汚染も原因なのではないか?と色々と多角的に研究が進められてきていました。 各国においても、ここ最近、神経発達症(ADHD:注意欠如多動症、ASD:自閉スペクトラム症、LD:学習障害、その他さまざまな疾患)が増加傾向にあると述べられています。