ASD児には粗大運動スキルを改善する全身介入が重要

放課後等デイサービスゼロイチ 渡邉恵里

放課後等デイサービスゼロイチでは2024年10月から「体感型SST」を導入しています。
この体感型SSTとは、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を運動をベースにして組み立てたものです。

ありがたいことに、運動療育を専門とするスタッフがゼロイチに加わってくれたこともありまして、
2024年10月から「体感型SST」としてスタートする運びとなりました\(^o^)/

それに加え、心理系のSSTも合わせてプログラムを組むことで、
運動(運動療育保育士)×心理(心理士)の良い点を掛け合わせることが目的です。

実際に運動療育がASD児のサポートにも重要という報告も出ています。

報告は拾えきれないほどたくさんありますが、実際に運動がASD児、ADHD児にもたらす影響というのは非常に有用なものがありそうです。

報告はあれど、エビデンスが完全に確立しているかと言うとそうではありません。
ただ、方向性として、運動を主体として、学習や心理系SSTと組み合わせることは、
発達特性のある子ども達にとってプラスになるのは間違いはなさそうです。

ただ、いきなり強度の高い運動!となると子どもたちを疲弊させるのは間違いありません。
なので、「遊び」を通じて導入をしていくのが最も良いアプローチなのかもしれません。

我々放課後等デイサービスゼロイチでは、遊び感覚を取り入れながらも、子どもたちに楽しみを与えながら、
より良い発達を根ざせるように取り組んでいきたいと思います。

にほんブログ村

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

海外での子育て事情や科学論文などから日本の育児に行かせる内容を情報共有していきます。自分の子が発達特性持ちなので、発達障害関連の話題も盛り込むかと思います。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次