【年収1500万→0円】とある40代男の第二のステージ

2023年、コロナ騒動も5類に移行しひと段落ついた状況。新しく始まった2023年新生活も・・

「気持ちも新たに色々なチャレンジをする人」
「コロナ前の状況に戻って頑張っている人」
「未だに傷も言えずに回帰を図ろうとしている人」

など色々いるとは思う。

私事ではあるが、20年近く勤めた会社を本年退職する事となった。ほんと、大転換期だよ。私にとって・・・。

なぜ私が会社を辞すことにしたのか・・・主な理由は3つある。

①所属している会社の業績が悪化し人員整理のタイミング
②人が大量にいなくなる状況で組織変更による転属・転勤を申しつけられる
③子どもの発達障害が停滞状態でもあり家族のこころのケアも必要

コロナが明けて、いよいよやってきたこのオーダー・・・お達しを聞いた時、内心、こころが空白になったのを覚えている。

正直、この会社が嫌いなわけでもない。だからこそ20年も勤続できたんだ。
あともうひと踏ん張りしたらもっと良い条件を得る事もできる。
今の立ち位置でも、大企業で管理職まで来ている。悪くはない。年収も1000万はゆうにこえており、家族だって養えてる。

だがなんなんだろう、この焦燥感と不安と焦りは?そして心残りは?
空白後のこころにふつふつとわいてきたこの感情・・・。

元々は家族のために、理不尽なことを言われても、辛い職務であっても「稼ぐこと」が正しい事と思っていた。
しかし、発達障害を持って生れてきた子のケアをしていると、お金だけではない大事なものを教えられた。
運命でめぐり合ったこの子を何が何でも大人になるまでに護っていってあげなければいけないと思う気持ちも思い出せた。

仮にもし私が単身赴任になったら・・・。
フルワークで頑張っている妻に家庭を任せ、妻は仕事をこなしつつ、この子達のケアをする。
これじゃ妻も持たないし家庭が壊れてしまう。
実際に妻からも一人での対応は「ありえない」とも言われた。

もし私が単身赴任したら、家庭はひび割れ倒壊更地決定だろう。

分かっていたんだよ。自分自身。
このコロナという特殊環境下だからこそ、在宅勤務が認められていたことは。
そして、その在宅勤務も状況の改善によっていつか解除されることも。

一時期は、コロナが明けても自分でも在宅勤務でここまでパフォーマンスを維持できたのだから、
このまま在宅勤務もあり得るのかも?という淡い期待もあった。
しかし、日常はそんな淡い期待も見事に破り去り、社会は元通りの日常へ帰っていく事を決めてしまった。

そうか・・振り返って考えてみると、私はコロナに救われていたのかもしれないね・・・。

コロナのおかげで人々の活動が限定的となり、一度は自分もコロナにかかりどうなるかと思った時期もあり、私も憤りを感じた。
しかし、コロナが収まるまでのこの3年間、私自身が家族のそばにいれてサポートに回る事で家族を支える事が出来た。

本当に色々あったが・・・。
子どもも、支援校ではなく一般校に入学できて一般クラスで耐えられるようにはなってきた。

ほんと意外だよ。

今回の人生の転換期において、私が会社ではなく家族を選んだ要因は、このコロナの3年間が決定打だったのだと思う。

私にできる事、私がしていかねばならない事、そして家族のためにできる事・・・。
40代というターニングポイントで私自身で気づけたからこそ、こういう決断に至れたのかもしれない。

おそらく20代、30代、そしてコロナが発生していなければ、会社を去るという決心はできなかっただろう。

今後も揺れ動く心情も、忘備録としてこのブログに残していければと思う。
もともとブログっていうのはweb日記みたいなもので、自分の心情を吐露する媒体でもあった。なんだか懐かしいよ。
10年以上前の感覚が蘇ってきたような気がする。

人生は冒険、船出を怖がるな



人生は冒険だ。それもたった1回きりの。長く安定する日々を過ごしてきた人間にとって、安定を捨てる事は本当に怖い事。
その恐怖と戦いながら、明日の希望と家族のためにやる気概を自分の中でも持っていかねばならない。

ひとまずは背広を脱いで、持っている装備を包丁とエプロンに変え、家族のために料理をするところからスタートだ。
無職・無収入でできる事はまず家族のサポート。

今までは家事代行サービスにお願いしていたので、
月3万×12ヵ月で36万
下の子のシッティングでシッターさんの力も借りていた
月2万×12ヵ月で24万
契約していたサブスクリプションやカードは解約、浮いた年会費は
月5万×12ヵ月で60万

トータルで120万を浮かすことはできる。つまり、120万分の仕事を家事を通して得る事ができるんだ!

後は、ブログや新規事業や投資を重ね合わしていき生計を成り立たせていく。

また、新しい事業は、私と同じく「発達障害」を持つ親子への支援にかかわる事業。
社会的大義もあるため、今後の苦労もモチベーションに変えることだってできる。
このプロジェクトは、Drえりの専門性に加え、自分の今までの企画力や広報力で何とか広めたい。
今までの自分が得たスキルや経験をここにすべて注ぎ込みたい!!

小児精神科医と共に考える能動的な子育てコミュニティ


(何より私自身が子育てに置いて勉強する機会を得る事ができる!)
あ、上記はinstagramの案内チラシを張っているので、ブログから来たとお伝えください(汗)

そしてそこで学んだことを還元し社会に貢献していく。社会起業家として、子どもに背中を見せれるように頑張る!
私は令和の「子連れ狼」として大五郎(娘達)に恥じない生き方を送るんだ!!

第二ステージは福祉やサポート事業がメインになるけれど、それもまた我が人生。

大往生する際には、敬愛してやまないラオウ閣下のようにやり遂げて天に召されたいよ・・・。

どうか皆様、我が人生を見守ってやってくださいませ・・。

今後とも生暖かく見守って頂けますと幸いです・・。

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この記事を書いた人

海外での子育て事情や科学論文などから日本の育児に行かせる内容を情報共有していきます。自分の子が発達特性持ちなので、発達障害関連の話題も盛り込むかと思います。

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